超過 ５日目 そして、入院 １日目

今思えば、そう。始まりは

「夜中のトイレが今までで一番近かった」

だったのである・・・・・

どうもお腹がいつもと違うような気がして、明け方から目が冴えて眠れなかったんだよね。
なんつーか、おなか・・・というか腰・・・というかお尻というか・・・なんかまぁそのあたりに鈍い痛みがやってきている感じ。

もしかしてこれは？と思って布団の中でウダウダしてると、急な便意が来て、トイレに行ったら下痢。

なんだ下痢の痛みかい！と思いつつ。とりあえず６時になったので起きて、いつものように朝食とお弁当の用意。

そしたら調理の最中に、ジーンと湧き上がるようなお腹の痛みが１回。
やっぱり陣痛？半信半疑だったけども、起きてきた旦那さんと朝食を食べながら、どうやら陣痛みたいなんが来たかもしらんわー。でも下痢もしてるし、どっちかようわかんないわー。と言っておく。

旦那さんを送り出したあと、すこし横になる。
そしたら痛みが強くなってきて、等間隔っぽくなってきた。（３０分おきくらいかな）

こりゃ待ちがいないか。と腹をくくり、１１時からの健診に行く準備と入院の準備もボチボチと始める。

しかし？こういう場合はどうしたらいいのか？
初産婦さんは陣痛が来たら、１０分間隔になるまで来院しなくてもいい（経産婦さんはもっと早めに）と指導されてるわけなんだけどさ。（陣痛前に破水したら速攻いかなかんけど）

今はまだ３０分間隔くらいだし。健診には行かず、１０分間隔になるまで待つのかな？いや、とりあえず健診は健診か？
ちょっと悩むところなので、病院に電話して聞いてみる。

そしたら健診に来てだって。・・・・ちっ！（メンドクサイだけの人）

自分の車で行くのは大変怖いので、母上に送り迎えをしてもらう。んで健診はいつもの内容。

直診してもらったら、先日までカタクナに閉じていた子宮口が６センチまで広がっているとか！！
ちょっと！私一足飛びすぎやしないかい！

他、私の体重、お腹の中の人の体重は前回とかわらず。塩分はあいかわらずの要注意。

先生に「今は少し陣痛が落ち着いているけど、子宮口が開いて頭も下がってきてるから、次に大きな陣痛が来たらそのままお産になるよ。すぐに帰ってシャワーをあびて、入院の準備をしておいてね。強い陣痛がきたら、電話してから病院に来てね」

といわれる。
そうか・・・いよいよか・・・

今日産んだら、皇太子さんと同じ誕生日にだなぁ。
ということはゆくゆくは天皇誕生日で祝日になって、その後もみどりの日としてずっと祝日になるから、いいかもな・・・
なんてちょっぴり不謹慎なことを考える。

だから。
だからなのか。
いや、きっとそうなのだ。

不謹慎なことを考えた、その瞬間、私の人生最大の試練が始まったと行って過言ではないだった・・・

−−−−＊＊＊−−−−入院編−−−−−＊＊＊−−−−

そんな訳で。
健診の帰りにパン屋で昼食を買って帰り、食べてからシャワーを浴び、入院の準備。

てゆうか、私より母上がテンパリまくってて面白かった。

お腹の痛みに耐えながら横たわっている私に

「夜、何時までかかるかな？」（知るか！）
「お弁当作ったほうがいいよね？」
「旦那さん何時に帰れる？お弁当食べるかな？おにぎりは何個食べるかな？」
「ということは御飯は何合たけばいい？」

ともう、オロオロですよ。
母上の話を総合すると、私の出産よりも夕飯のほうが心配なんだよな（笑）まぁ母親ってそんなもんだけどさ。ちょっと面白かったわ。

母の入院準備（主にお弁当つくり）を待って、１７時頃に入院。

個室に通されて、「１０〜５分間隔になったらナースコールしてください」と言われたきりほったらかしにされる。

聞いてはいたけど、この病院はスタッフが少なめで、わりとほったらかしらしい。
でもなー

こっちは初心者なんだから、もうちょっと丁寧な説明があってもよさそうなもんだろ・・・と思いつつ、病室で痛みの波の感覚をひたすら測定。

15分〜10分、10分〜8分、とわりと長めでわりとバラつきがある。

夜遅くなってから、一度分娩室へ行き、超音波で陣痛の波を測ったんだけど、なぜか分娩台に乗ってる間は波が来ない。

でも、台に乗ろうと姿勢を変えたり、部屋に戻ろうと歩き出したりすると波がくる（どうよ）

このままでは測定もできないので、また部屋で波が縮まるのを待ちながら待機することになりました・・・