あの頃

世間は3連休なんですってね


私はあと10連休を残すのみとなっとります



そんな連休中に、富士丸の送る会が井の頭公園で開催されるそうで


いやー
ちょっと、行きたい気もしたんだけどなぁ
リンの世話を放棄してまで東京まで行くってのは本末転倒のような気がしてな〜

(てゆうか観劇とかぶってるから、もともと行けないんやけどね)


富士丸にお別れのメッセージを募ったサイトでさ

ちなみに私は勇気も、日参するほどの熱心さもなかったから資格がない気がしたのもあって寄稿しなかったけど、


飼い主の父ちゃんが富士丸に対してお別れの言葉を書いててさ


それを読んだら、パソコンの前で号泣してしまった



悲しみの深さに打たれたのもあるけど


ひとつの文章にすごく共感したっていうか



あのね



「もうあの毛を撫でられない」



っていうね



そうなんだよね


どんなに願っても、あのフワフワの毛を撫でたりさ抱きしめたりさ



一生できないんだよね…




どんなに抱きしめたいと思っても不可能なんだよね…



先代の猫達を亡くした時はそれが一番、辛かったんだよなー


ラン君に至っては、抱きしめる夢を何度も見たしな


ウチの父もね

チビちゃん亡くして5年以上たつ今もね
リンの一挙手一投足を見て

「チビちゃんもこうだったな〜」


って言うしね





ペットは家畜かもしれない

(図書館に行けば家畜のコーナーに犬猫の本が並んでて違和感を覚えるのだ)


でも家族でもあるよね


いつまでも忘れないし
いつまでも愛してるよね



でも


いつまでもクヨクヨはしてらんないのも事実だし


亡くすことを恐れて新しい猫を迎え入れないってのも不条理だしね


亡くす辛さより一緒にいる時の楽しさの方が大きいしね



私は一応、リンを失ってしまった場合の覚悟は飼うときいや飼う前からできているつもりです



でもきっと実際その時が来たら冷静ではいられないだろうなぁ


ファンの為にも送る会を開催する段取りを進めた富士丸の父ちゃんに尊敬の念すら覚える次第です


日本中から愛された、存在の大きい富士丸に対するファンの気持ちを整理するためにお別れ会をするのは必然だと思うけど


やはり父ちゃんの心の中は今でも大きな喪失感で埋められてんだろうなぁ





遠くからではありますが


お別れ会の無事開催と改めてお悔やみを衷心より祈念いたします