伯父の手術 2日目。
昨晩は、家族3人で伯父の手術成功を祝って乾杯につぐ乾杯で軽く飲み過ぎてしまった。
伯母からは、今朝は近所の人に病院まで送ってもらうし、帰りは家まで連れってってとのことだったので。
んじゃ昼過ぎから行って、夕方までつきあって家まで連れっててあげようと思っていたんだよね。
だからまぁ朝はのんびりと。
洗濯したりとかしながらボゲーっとしてたら、8時半くらいに伯母からメールが
「さっき病院から電話がありました。先生が話あるとのこと。今から出かけます」
だって。
・・・・・・来てくれと書いてはないが、これはきっと「来てくれ」のサインだな。と。
てなわけで。洗濯機まわってる状態だったけど、顔洗って着替えて病院へ飛んで行きました。
もちろん、平日&急だから病院に来れるのは伯母と私のみ。
そんな私達に主治医は言いました。
「再手術をさせてくれ」
と。
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン!!!!
なんだかね。
夜中にありえねぇことになったらしいのよ。
主治医も「ショックだ」と言わしめるくらいのよ。
大腸の手術というのは何日も前から絶食&下剤&浣腸の繰り返しで、とにかくお腹を空っぽにするんだよね。
便があると手術するにも、手術後の経過にも支障をきたすわけ。
便というのは細菌の塊みたいなもんだからさ。
大腸の手術をして、縫合した部分を便が通るってことは「傷口に泥を塗っているようなもの」らしいのね。
そしたら夜中に伯父が便を出した、と。
昨日お腹を開けたときは綺麗で、さらに洗浄もして、便が残ってるようには見えなかったと。
更に便が出たことによってなのか、糖尿による合併症が出てしまったのか、縫合部分があまりにも肛門に近かったからか、この全てが原因なのかは不明だが
昨日の手術で縫合した部分付近あたりに穴が開いているようだ、と。
だからその穴から便とかが漏れだすと、細菌が肺や肝臓とか行ったらいかんとこにも行きかねない、と。
んなわけで処置は早ければ早い方がいい!昼から再手術をさせて下さい!
というあんまりにもショッキングな先生のお言葉。
しばらく放心状態の伯母。
しかし先生がそういうならば首を縦に振るしかないわけで。
私達に説明したあと先生は伯父にも説明していたが、そうとうショック受けてたなぁ。当たり前だけどさ。
伯母が色んな書類に署名してる間に、私はとりあえず息子と私の父に連絡。
んで13時ちょっと前から再手術スタート。
14時くらいに息子と父も到着。
15時くらいに手術室横に呼ばれる。
「思ったより穴が大きくて、このまま縫いつくろうことは難しい。やはり当初言ってたとおり人工肛門にする手術にします」
と説明が。
・・・・・そうか。
昨日あんなに皆で喜んだってーのにな・・・・
しかし命には代えられないので、全員で最善の方法でお願いしますと承諾。
そこからまた3時間。
18時前くらいに、再手術終了。
またしても切り立ての内臓登場!
昨日よりパワーアップです内臓!
量もすごいし、昨日の縫合部分とか、なんだかもうすごいですよ。
先生のゴム手袋が赤く染まってるのもなんだかもう。
しかもそこで先生は「これから3日間が山です」とか言うわけ。
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン!!!!!!!!!
ありえねぇ
命に別状がない手術だったのではないのかーーーー!!!!!
怖いわ。
そして、伯母、大いに取り乱す。(そりゃそうだ)
まぁ医者ってのは分かり難く、そして大げさに説明するので、そんな切羽つまった状況なわけではないんだけどさ。
普通は大丈夫なんだけど、最悪な事態が何個も重なると死ぬこともある。それが3日なかったらもう大丈夫ってことみたいなんだけどさ。
伯母はもう「3日が山」って言葉に動揺に動揺を重ねまくって大変なこっちゃ。
息子と父が一生懸命なだめてましたが。
とりあえず、伯父の顔を皆で見てから、伯母を我が家に連れて帰ることに。
私は、それを見届けて、ツキイチあきやまの会へかなりの遅刻で行きました。
飲む気分でもなかったが、飲まずにはいられない気分でもあったので。
病気はやっぱり怖いよ。
本当に怖いよ。
身体は大事にしなきゃいかんね。検査もちゃんと行かなきゃいかんね。
とりあえず私は飲みすぎに注意します。